こんにちは。
目下、老活中のダマです。
老後の『快適おばあちゃん』目指して、生活を整えています。
いわゆる終活です。
母の他界後、実家終いも終えました。
終活はする事がいっぱいで全部できるか不安
3年程前から、本格的に終活&生前整理を始めました。
身の回り品も少しずつ減らし、私の身に万が一があった場合、家族が困らない様に口座の内容など重要な事がすぐにわかるようにエンディングノートの記入も始めました。
エンディングノートは空欄もありますが、ざっと書き埋めています。
考え方や資産に変動があるであろうことを考慮して、付箋を貼って仮の下書きのようにしています。
晩年になり大筋が決まったら下書きを止め、直接書き込む予定です。
直接書き込まない理由は、生きている限り何かしらの変動はつきものだからです。
私が50代から終活を始めようと思ったのは、残された子供がなるべく大変な思いをしないようにという思いがあったからです。
しかし、終活はどうしてもネガティブなイメージでつい先延ばししたくもなります。
思っている終活が、100%やり切れるとは限らない不安を抱えています。

最近は終活
進んでないんだって?
終活にも優先順位をつけたらメリットが
現状、仕事もしつつ日常生活を送りながらの生前整理となると、思ったようには進んでいきません。
また年に1度、誕生月にエンディングノートを見返すと決めています。
ですが、なかなか手つかずの部分を埋める事もできていません。
50代半ば、心のどこかで「まだいいや」と思っているのかも知れません。
将来のビジョンに関しては、決め迷うことも多く時間ばかりが過ぎていくのが現状です。
そんなことを考えていた時、ふと頭をよぎったのが医療現場で用いられる『トリアージ』
終活をこの『トリアージ』に置き換えて考える事はできないだろうか、ということでした。

トリアージは
医療現場で緊急度合いを表すカードだよね
最重要事項は終えている安心感
ご存知でしょうが念の為、トリアージとは。
トリアージ(英語: triage、フランス語: triage)とは、一般的には、重要で最初に扱うべき者を選別(および決定)することを言う。 本項では、特に、患者の重症度に基づいて、医療・治療の優先度を決定して選別を行うことを説明する。
引用:Wikipedia

早速、終活をトリアージに置き換えて考えてみましょう。
例えばですが↓
契約やお金に関する重要な項目を最優先の赤
終末医療に関する項目を2番めに優先の黄
葬儀やその後の弔い方に関する項目を緑
所持品に関する項目を黒
といった風に、順位分けをするのです。
万が一、緑・黒の項目を手が付けれなかったとしても、赤・黄の項目が終わっていれば最優先するべき項目はクリアできたことになります。
自分にとって大事な項目が出来ていると、安心感が増えます。
年一回の見直しも時短で済む
私が持っているエンディングノートだけ見ても、その記入項目数は48にもわたります。
全てを埋め尽くすのは、かなりの時間がかかります。
『トリアージ』方式だと、重要だと思う項目から先に決めたり考えたりすることができ、効率が良いのです。
年1回のエンディングノート見直しも嫌になるところですが、例えば忙しい年は重要の赤の項目だけ見直すとかにすると、臨機応変に見直せます。
エンディングノートの目次に重要ランクを表す4色で色分けしておけば、見直し時間も時短で済みます。

何から手をつけようか
いちいち悩まなくなりそう
自分の思いの強弱を家族に伝える事ができる
私は実際に親を看送る時に感じたことが2つありました。
☑意思疎通が難しくなったら、本人しか分からない事は一切引き出せない
☑寝たきりになってしまった時、本人が望む延命や治療方針になっていたのか
終活のどこに重きを置くかは人それぞれです。
私自身は亡くなってから以降の事は、「残された人たちの都合の良いようにやってくれればいい」と思っています。
ただ、優先順位をつけて誰からも分かる様にしておくと、自分だけではなく後で家族が見た時に本人が何を重要に考えていたかを伝えることもできますよね。
エンディングノートの目次部分に4色で色分けをして、色分けの意味についてもト書きしておくと分かりやすいですね。

大切な家族に
順序立てた意思を伝えるコンテンツにもなるね
『トリアージ』で例えた大きな理由は、諦めるという決断もありなのかなと感じたから。
全てを完璧とまでとはいかなくても、大事なことを絞り込んで済ませておくと『終活やったった感』はぐんと上がります。
毎日が忙しいあなたは、まずこの方法から初めてみてはいかがでしょう。
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