デジタル遺品で家族を困らせない為に今のうちにしておきたいこと4つ

老活・終活
スポンサーリンク


こんにちは。
目下、老活中のダマです。
老後の『快適おばあちゃん』目指して、生活を整えています。
昨年末、実家終いも終わりました。

スポンサーリンク

デジタル遺品とは


近年増えているという、デジタル遺品。
デジタル遺品とは、そもそもどこまでをさすの?
ご存知の人も多いでしょうが、おさらいしてみましょう。

デジタル遺品とは:
持ち主が亡くなり、遺品となったデジタル機器に保存されたデータ、インターネット上の登録情報などのこと。SNSのアカウント、知人や友人の連絡先、日記や予定表、ネットショッピングの利用履歴やクレジットカード情報、ネットバンクの情報、IDやパスワードなど、その種類は多岐にわたる。

引用:https://www.otsuka-shokai.co.jp/words/digital-estate.html
ポジ子
ポジ子

ざっくりだけど
たくさんあるよねぇ

ネガ代
ネガ代

見られたくないデータが保存されていたり
結構トラブルにもなってると聞くから
しっかり整理しておきたいね

PC・スマホ周辺の整理はどこから手をつけよう


ブログを始めた事でPC周りのデータはごそっと増え、関係するサービスのアカウントも溢れかえっています。
自身でもIDパスワードの数が多すぎてウロウロするのに、仮に何の整理も無く亡くなった場合の遺族は苦労するだろうな……と思います。


デジタル整理に早々に着手せねば、えらいこっちゃ。
でも、たくさんある中でどこから手をつけたらいいのか迷いますよね。
そこで、現在自分が実践している整理法をまとめてみました。

デジタル整理の方法

まずデジタル品全てを書き出してみよう


メモ紙でも何でも良いので、保有しているデジタル品でアカウント・パスワードが必要なもの全てを書き出してみましょう。
どんな小さなサービスも。


例えば、アマゾン会員とかメルカリ会員とか、どれ1つとってもアカウント・パスワードが必要ですので全てです。
服を断捨離する時に1箇所に全ての洋服を集める作業と同じイメージです。
きっと予想以上に多くてびっくりしますよ。

ポジ子
ポジ子

よっしゃー
いっちょ書き出してみるか

関連ごとにグループ分けして不要なものを見つけよう


書き出しが終わったら書き出したものを、大きくグループ分けしてみましょう。
この時のグループはデバイス別でも、用途・目的別でも、何でもいいのです。
この段階で、考え過ぎてしまうと前に進めません。
『グループは後で変えてもいいや』くらいの気持ちで取りかかりましょう。
実際問題、変更見直しは何回でもできますから。


大きくグループ分けしたら同、じようなサービスに重複して登録していないか無駄を探します。
例えば、
☑SNSのアカウントが無駄に複数ある
☑使ってもいないアドレスがある
☑複数のショッピングサイトに登録している
☑契約更新の度に加入してそのままになっているサービス
etc.です。
書き出すことで要らないものが見つけやすくなります。


ネガ代
ネガ代

グループ分けは
カテゴリ毎とか
各々で分かりやすいものでOKなんだって

不要を見つけるポイントは紐づけ


数多く取引きしている場合、不要を探すのも一苦労です。
そんなあなたは、デジタルサービス同士で紐づける必要があるものを線で結んでいきましょう。
例①ヤフージャパン⇔ワイモバイル⇔ペイペイ⇔ワイジェイカード
みたいな感じですね。
例②レンタルサーバー⇔ワードプレス⇔ASP⇔アドセンス⇔画像編集ツール
どれも必要で、切り離す事は考えられません。
紐づけしてみると、同じような画像編集ツールを複数インストールしていた事に気づけます。
不便がなければ、使用頻度の高いもの1つだけに絞ることができます。


また、紐づけすることで現在取引中のサービスを変更したい時や解約したい時
☑1部サービスだけを変更して成り立つのか?
☑不都合はないのか?
関係性にすぐに気づくことができます。


・書き出し
・グループ分け
・紐づけ
をしておくことで、段階的にデジタル遺品を整理し不都合なく縮小することができると考えます。

ポジ子
ポジ子

仲良しグループをつくる感じか

1冊のノートにアカウント・パスワードなど詳細をまとめよう


現在私は、書き出し・グループ分け・不要なものの解除が全て終わった状態です。
しかし、これでデジタル整理は終わりではありません。


時は常に流れています。
整理し終えたデジタル品は、これから先の未来に形を変えていく可能性が大いにあります。
例えば契約して以降取引は変わらないが、運営会社が合併により会社名やサービス名が変更になるなんてケースは多いのです。
そんな時、情報を更新しておかなければ経緯を知らない遺族は混乱します。
新サービス名が=旧サービスだとすら気が付けません。


そこで最後にする作業は、1冊のノートを準備すること。
準備したノートに付箋をつけグループごとにまとめます。
アカウント・パスワード・サービスを始めた年月日・料金の支払い方法・更新方法手順などを自分以外が見てもわかるように契約内容をまとめておきます。
余裕があれば、解約方法など手順も書き記しておくと◎、残された人が困らずに済みます。


エンディングノートの中には納まりきれないので別ノートを作った訳ですが、もちろんエンディングノートにはこの別ノートの存在を記す事をお忘れなく。


ノートに書くのが面倒と、ついエクセルやワードなどで作成しがちなのです。
しかし、デジタル遺品管理についてはパスワードが分からければパソコンが開けない訳なのです。
あえてアナログなノートでまとめておくと良いでしょう。
デジタル関係は、常に変動していく内容が多いもの。
その都度修正が利くように、
・バインダー式のノートにする
・ペンではなくあえて鉛筆で書く
・項目ごとに書き足せる余白を充分にとる
などしておくと、書き足しや更新による修正もしきれいにキープできます。

ID・パスワードだらけですので、中身お見せできませんが
実際に私が整理した、パソコン・スマホ周辺の情報をひとまとめにしているファイルです↓
バインダー方式だとページの順番を変えたり、1ページだけ書き直したりにとても便利です。

ネガ代
ネガ代

ノートにまとめる作業は
手間がかかるよ
ここが頑張り所だね

さいごに


デジタル整理を継続していくコツは、
ノートに書く際、色ペン付箋などを駆使してより丁寧にまとめる
第一段階でキレイにまとめると、維持したいという気持ちが働きます。
なので、分かりゃいいんでしょ?的なテキトーなメモに殴り書きはNG。
後で読むかも知れない大切な遺族を思って、丁寧に書きまとめてみましょう。


更新作業は『変化があった時に必ず修正しておく』と決めておけば、定期的に見直す必要はありません。
セキュリティ上、暗証番号やパスワードを定期的に変更していく場合も多いかと思います。
同時にノートも修正しておく習慣にすれば、混乱することはありません。
後は、全体の量を段階的に減らしたい時に見直すだけで良いのです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました