こんにちは。
目下、老活中のダマです。
老後の『快適おばあちゃん』目指して、生活を整えています。
昨年、実家終いも終わりました。
『お金をかけない老後の楽しみ方』保坂隆・著

インプットの読書タイムでーす

タイトル気になる
『老後2000万円』
と厚労省が発信して以降、不安が増えた人多くないですか?
副業も勧めるから個人で資金確保しなさいね~
などとぶっこまれても、「はいはいそうですか、貯めりゃいいんでしょ」的な金額ではないもの。
個人で資産を作れる人は放っといて、
精神科医・保坂隆氏著の『お金をかけない老後の楽しみ方』という本は、タイトル通り前向きなポイントが詰まっています。
実際に読んで、いいね!と感じた楽しみ方を2つピックアップしてみました。
心配で眠れない……というあなたの心をちょっぴり軽くしてくれる1冊です。
お金をかけない老後生活のポイント
優先順位をつけよう

優先順位つけるったって
どうすればいいかよく分からんね

確かに
私は欲張ってるつもりないけど
いつも時間に追われてる気がする
年齢を重ねていくと、若い時の様にあれもこれもができなくなってしまいます。
それはなぜか?
体力・知能的にも体の機能は衰え、微々たる年金生活でやりくりしなければならないからです。
あらら、何だか初っ端から暗い話だこと。
暗い話ではありますが、大半の人が老後に持つイメージではないでしょうか。
このイメージが原因で漠然と老後に不安を抱くのだと思います。
そこで、このイメージによる不安をあらゆる面で優先順位をつけて減らしていきましょうよということをが書かれています。
一言で『優先順位』と言い表していますが、範囲は実に広いのです。
ザクッとカテゴリ別に挙げても
・金銭面
・食生活
・健康面
・人間関係
と、何からどう順位をつけていけば良いのやら……です。
そこで、4カテゴリ通して優先順位を付けていくポイントとなるのが『質素(シンプル)』
この本を読んで最も心に響いた言葉が【低く暮らし、高く思う】
余計なものは省いて無駄をなくし、でも必要なものは過不足なくしっかりあるという暮らし。
・衣食住を最低限で整え
・自分の体調と向き合い
・本当に大切な人と繋がる
シンプルな暮らしが叶えば、心や時間や資金的に余裕ができて、趣味などもより充実していくのではないでしょうか。
経済的な不安を解消しよう

簡単に言うけど
お金に関して不安しかないよ

貯金も少ないし
心配だわー
この書の第1版は2013年。
老後2000万円問題がささやかれるずっと以前の出版ですが、マスコミが煽る老後の必要経費は大差ないものでした。
老後の不安要素としては、やはりお金の話がダントツ1位。
先にも書きましたが、不安を解消するには貯めりゃいいなんて簡単な金額ではないから不安なのです。
始めに言っておきますが、マスコミが提案するような夢に描いたようなバブリー老後の幻想は一旦封印しておきましょう。
一旦と言うのは、金銭的に莫大な余裕ができたらバブリー老後を実現するも良しと思うからです。
どうしたいかは人それぞれ。
ここでは、バブリーには程遠い人へ向けて発信していると前置きさせてください。
話を戻して、お金に不安な人は先に紹介した『優先順位』を基に【低く暮らし、高く思う』をまず実践しましょう。
これは書の内容とは異なる私の不安解消法です。
『優先順位』をつけた上で、年金暮らしの収支を洗い出してみましょう。
若い人でも年金定期便やネットなどで、受取額の概算を調べる事ができます。
年金額だけでどれくらい赤字がで出るのか今の生活に当てはめてみると、削らなければならない額がはっきりします。
それを踏まえて、可能な限り赤字が出ない暮らし方を模索してみましょう。
具体的な収支が把握できると、何が大事で何が不要かが浮き彫りになります。
赤字が不安なら、減らす工夫が見えてきます。
貯蓄が不安なら、貯める工夫が見えてきます。
その上で大事な事が【何とかなる・何とかやっていく】と思う事。
どうしよう!どうしよう!ばかりでは死ぬまで不安にさいなまれてしまいます。
そんな余生、楽しいですか?
私は嫌です。
結論、シンプル暮らしとケセラセラ精神が大事
精神科医、保坂隆さん著の『お金をかけない老後の楽しみ方』を読み、私なりの結論は
【低く暮らし、高く思う】
【何とかなる・何とかやっていく】
という思考を持てば、ある程度の不安は取り除けるのでは?と思いました。
老後はそんなに簡単な事では無いかも知れませんが、考え方1つで心が軽くなるのではないかという事を学びました。

シンプル、質素!か

何とかなる!ね
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