実家の服の整理で困った事
以前、母の服を手放すために、衣服買取の【キングファミリー】さんを利用した記事を書きました。
服を買取りしてもらうためのルールは『洗濯済みのもの』
それを知って困ったのは、どの服が洗濯済みなのか、判断ができないものが多いことでした。
畳んで衣装ケースに収納してあれば、洗濯済みだと分かります。
クリーニングの袋に入っているものも、洗濯済みだと分かります。
ですが、ハンガーラックに無造作にかけられている服は、洗濯済みなのか?ぱっと見では分かりませんでした。
ラックには、大量の服がかけられていました。

そうそう。
ダマさんってば、「どれが洗濯済みか分かんねぇよー」って嘆いてたの思い出したよ。
仕方がないので、ハンガーラックにかかっていた服で、クリーニングの痕跡が見当たらない服は、全て洗いなおす事にしました。
厚手のコート類も、型崩れなんてそっちのけ。
1日に5枚ずつ洗濯機にぶっ込み、ガラガラと。
形見分け前の無茶洗いではありました。
ですが「そもそもサイズ感が合う人は身内にいない、 型崩れしても文句なし」という独断と判断で、決行した訳です。

あの時は、大量に洗濯してて、大変そうだったわぁ。
この経験をして、自分の洋服の保管の仕方も、他人が見て判断できない点がいくつかある事に気づきました。
そこで、改良にすることにしたのです。
他人にも分かる服収納へ改良アイデア
年一回、服の棚卸しをする
老活を始めてから、年に1度、服の棚卸しをしています。
ちょうど夏前の、衣替えの時期と決めています。
まさに今です。
年一で見直すアイテムは、『服』だけではありません。
肌着からタイツ類、鞄に至るまで、衣服装飾全てを一気に見直します。
基準は、実際に全身が映る鏡の前で当てたり、着たりして、
①色あせ・毛玉など服自体の劣化具合
②年齢との違和感
③同じようなアイテムがないか
を基準に減らしていきます。
くたびれた肌着も、このタイミングで買い替えです。
勝負下着はもう必要ないですが、体の具合が悪くなって緊急搬送なんてことになった時、ヨレヨレの下着はさすがに恥ずかしいでしょ?
棚卸しにより、
①古い
②着ない
③多い
が排除され、今年1年活躍するスタメンを揃える事ができます。
全体量を見直し、徐々に減らす事で、老後の服の管理をし易くする狙いです。


なるほど。
年一回見直す事で、着てない服も処分できるし、量の把握ができるよね。
洗濯済みの目印を決める
衣替えで、洗って衣装ケースに入れた厚手のニットは、後で見返しても畳んである以上、洗濯済みは明解です。
クリーニングに出したコート類は、ビニール袋を外しても、クリーニングタグを取らなければ、洗濯済みだと分かります。
でも、家洗いの薄手の羽織ものなどは、1度着ただけでは洗わないことありせんか?
衣替えの季節にあれ?これ洗ってたっけ?と、いつも考え込んでいました。
これじゃ母と同じじゃん。
どげんかせんといかん!!(古い・・もう令和だってーのに💦)
そこで新たに決めた自分ルールが、『洗濯済みの服は袖を折っておく』でした。
このルールは、長袖しか使えません。
ですが、半袖を着る夏場の服は、1度着たら汗もかき必ず洗います。
ですので、『半そでは全て洗濯済み』と、ルール表記しておけば解決です。
えーっと『袖を折る』という表現がが分かりづらいですか?
『曲げる』の表現の方が、ピンとくるかも。
ま、写真で確認くださいまし。
こんな感じ↓

こう決めると、自分以外の誰が見ても、『洗濯済みかどうか』の判断ができます。
クローゼットハンガー内のポールに、ルールを書いた紙も貼っておきました。
ルールが他人に伝わらなきゃ、意味がないから。


ふーん。
じゃあ、袖が折ってないのは1回でも着た証拠になるんだね。
衣装ケースにラベルを貼る
小さいお子さんがいらっしゃるお家では、実践している人も多い方法でしょうか。
引き出しなどに、何が入っているかのラベルを貼りました。
専用のラベルシールを使っても良いのですが、私は100均のマスキングテープを代用しまた。
柄がかわいいですし、剥がしやすいので貼り替えも楽ちん。
ポールにルールを書いて貼ったのも、このマスキングテープです。
字が書けるように、中が白抜きのマスキングテープもあり、100均ショップで充分事足ります。


中高年でも、ラベルを貼りしておくと良い点が、2つあります。
① 物忘れ対策
② 万が一の緊急対策
です。
①の場合、ラベルを貼っておく事で、年々物忘れが激しくなった場合でも、何がどこにしまってあるかが一目瞭然になります。
②の場合、「体調不良で倒れて緊急入院!さあ大変」という時も、自分以外の人が、肌着や羽織ものを探して当てるのがスムーズになります。
②の入院時は、事前に『入院セット』として揃えておくのもお勧めです。
以前の記事でも紹介しましたが、私も入院セットを自作で用意しました。
病院の売店で、必要最小限ほとんどの物が揃いますが、使い慣れたものなら、ほっとしますよね。
「ラベルを貼ると見栄えが悪い」と、抵抗のある人へは不向きの方法かも知れません。
でも、クローゼット内の引き出しとか、1歩奥の隠れた場所で、試されてはいかが?
そもそも、ラベル貼りの目的の1つは、『誰が見ても分かる収納』なのをお忘れなくです。

ラベル張りは、納得だよ。
書いて貼れば、誰が見てもわかるもんね。
まとめ
老いて意思疎通が出来なくなる自分を想像するのは、とても暗い気持ちになります。
でも、先のことなんてどうなるか分からない訳で、心配ばかりしていても仕方がないのです。
家族とか、ヘルパーさんとか、多くの人の手を借りる為にも、身の回りは誰が見ても分かる環境に整えておくとが大切だと考えます。
結局のところ、1人の力では生活が成り立たなくなれば、誰かしらの手をお借りすることになるでしょ?
「まだまだ若いから、生前整理は先でいいよ」と、お考えの人も多いかと思います。
このブログで、繰り返し何度も言っている事ですが、人生いつ、何が起こるか分からないのです。
もしもの時に丸投げしないよう、老活はゆるゆる続きます。

今回は、生前整理のお洋服編って感じだったね。
ダマさん、真面目に老活やってるじゃん。

地味な見直しだけど、将来役に立つ事かもね。
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