重たいのは老後に不向き、軽量毛布に替えるメリット

老活・終活
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実家にはびこる大量の寝具


実際に実家に引っ越す寸前までは、マイクロファイバー素材の軽くて暖かい毛布を使っていました。しかし、使い込んでいくうちに徐々に縁がボロボロしてきた為、引越を機会に処分して新調する予定でした。

 


ところが、いざ実家に帰ってみると、「布団屋ですか?」と言いたくなる程の布団類の山。
よく見ると、自分が小学生の頃に使っていた毛布まで保管してあるぜ。
オーマイガー!

 


仕方ないと言えば仕方ないのです。
娘家族が帰省して寝泊まりする際、ピーク時で8セットの程の寝具が必要だった時期がありましたので。
ある程度の数のストックは必要だった訳です。


昔はどこの家庭もこんな感じだったのではないでしょうか。

 


幸か不幸か田舎の一軒家は広く、盆・正月以外ほとんど使わない寝具類も、楽々収納できてしまいます。
帰省の度に、薄々気づいてはいましたが、実家終いを本格的に始めるに当たり、実家中の寝具の多さを改めて知りました。

 


古びたものを、大量処分するにしても、まだ現役で使えそうなものもあります。全捨て・・処分する気持ちに今一つなれません。

 

重たい毛布のデメリット


大量にある毛布の中から、2枚仕立ての分厚い毛布を選んで使い始めることにしました。
やっぱ、重い。

 


寝る時はまだ我慢できるけど、洗濯する時は無理矢理洗濯機に押し込まないと洗えないボリューム。
(コインランドリーに持ち込めばいいのですが、寒い時期は外出もおっくう派なので自宅で洗う以外選択肢は持ち合わせていません)
脱水して干すときの、重い事と言ったら・・
しかも、乾き遅っ。

実家は、北向きの間取り。
物干し環境も劣悪です。



『前もってレジャーシート敷いて布団置いて、踏み台よじ上って物干し場に出る。
無理矢理増設したもんだから、中腰し姿勢で物干しに出ないと、必ず1回頭を屋根にぶつける』
なんてね。



天日干しだけでも、クタクタっすわ。

 

軽量毛布のメリット


まる3年、重い毛布を使いましたがもーいいか。
冬物バーゲン時期に合わせて、マイクロファイバー毛布を購入しました。
か・・軽い。
やっぱコレでしょ(*´▽`*)



・持ち運びも軽い
・寝ていて苦しくない
・暖かい
・洗濯もラクラク
・乾きも早い
・収納スペースが減る
良いこと尽くめです。
 


さらに、生活目線をもっと先に延ばしてみましょう。
軽い毛布は、年老いた時の家事の負担を軽減してくれます。
布団の上げ下げ・天日干し・洗濯は間違いなくグッと楽になるでしょう。

 


快適な睡眠環境も老後の健康管理には欠かせません。
重い重いとフーフー寝るより、どんなに安眠できることか。
寒がりな私は、真冬、羽毛布団をサンドイッチするように2枚毛布を使う事があるのですが、古い毛布2枚だと重くて、寝返りも出来ません。

 


また、病院によっては入院時に、私物の毛布を持ち込めるケースがあります。
「枕が変わると寝れない」ではありませんが、使い慣れた私物の毛布だと落ち着きますよね。
そんな時軽い毛布なら、持ち運び・洗い替えの場面でも、家族の負担を減らすことができると思います。

 


以前も少し書きましたが、母の入院のときは、普段使っていた重い毛布を持ち込みました。
でも、何度軽いのを購入しようか?と迷ったことか。



理由は、決して洗濯が嫌とかではありません。
体が衰弱してくるとやせ細り、毛布の重みさえ体に負担なのではと感じたからです。
 


そこで軽い毛布の購入に至らなかったのは、自宅が大好きだった母に、少しでも自宅感を味わって欲しいと思ったからです。
使い慣れ親しんだ毛布をまとう事で、自宅を思い出し安心できればと。

 


入院生活後半期は、ほぼ意志表示もできなくなっていましたので、快適だったか?安心できたのか?と確認することはできませんでしたが。
 


誰もが人の手を必要とする可能性があるのです。
家族の迷いを、負担を減らすために、今から快適の環境を作っておく必要があると思ったのです。

 

『万が一入院てな事になったら、今使ってる毛布持ってきてね。
軽くて暖かくて使い慣れてるから。てへっ』的な。

 

まとめ


今回の出来事は、「軽い毛布買ったぜ」と、だたそれだけの事です。

 


ところが、『老後』というキーワードで、同じ行動をした場合、見えてくるものが違ってきます。
この先、何を購入するにしても、『老後』というフィルターを通してみる事で、選ぶ基準が変わっていくのです。
それがもう老活になっているのですよ。

 


例えばパジャマを買い替える時、
A:すっぽりかぶれるスエットタイプ
B:ボタン付きの前開きタイプ
どちらを選ぶかってことです。

 


Aは脱ぎ着は楽ですが、『老後』フィルターで考えると答えはB。
Bの前開きタイプは、入院時は鉄則ですし、自宅で介護の手が必要になった場合も楽に着替えることができます。

 


わざわざ、「私!老活、終活します」と宣言して頑張らなくてもいいのです。
この選び方をしていると、老後に到達するころには、自然に暮らしやすい生活に整ってるから。

 


寒い時期は、こんな『激ゆる老活』もおすすめです。


※家電も軽量化へ絶賛移行中です。


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