行き場のない遺品
形見分けの、宝飾部門が終わりました。
女性はいつの時代も、光り物がお好きです。
しかし、娘は2人とも普段からあまりアクセサリーは付けないタイプ。
冠婚葬祭に使えそうな物以外は、形見としてもらっても使い道がありません。

ネックレス・指輪・ブローチ・ヘアアクセサリー等々。
母は、プライベート以外でも踊りや歌の発表会用にと、結構な量を持っていました。
大部分イミテーションでは?と思われましたが、中にチラホラ本物の石とか混ざっているかもと、なかなか処分に踏み切れずにいました。
18Kとか表記があれば判断ができるけど、見当たらないし。
石は素人では見分けられないですから。
一番、得体の分からないのが、このトルマリンネックレスとやら。↓

健康には良さげですが、果たして価値はあるのか?
さっぱり分かりません。
そこで思い切って買取鑑定してくれる店舗に、全て持ち込んでみる事にしたのです。
アクセサリー買取り査定へ
店舗はどこでも良かったのですが、いつも目にしていた場所へ。
お笑い芸人のコロッケさんが広告塔の【おたからや】さんです。
店舗基本情報
【おたからや 南吉方店】
住所 :鳥取県鳥取市南吉方2丁目31
営業時間:10時~19時
※2021年3月時点でこの店舗は営業していません
同市内だと安長店が営業しています
『査定はいつでも無料』とうたっているので、気軽に持ち込めます。
査定の流れ
①
手続きは、持ち込み人の住所・氏名・電話番号を買取申込み用紙に記入。
本人確認として免許証などを提示しました。

②
ケース入りのものはそのまま、他は手提げ袋に無造作に入れて持ち込みました。
中にはネックレスのチェーンが絡んでいたり・・と状態はヒドイものでした。
実家の片づけも終盤にさしかかり、もう私には絡みをほどく気力は残っていませんでしたからねぇ。
量にして、トートバッグに半分ほど。
ぐちゃぐちゃのまま、丸投げOKでした。
③
そんな状態のアクセサリーを、窓口の人は慣れた口調で
「大丈夫ですよ。一旦全部見させて頂きますね」
と奥に運び入れ、待つことほんの数分。
④
査定完了。
うえーい!
すんごい簡単でした。
持ち込み前の不安が、嘘のよう。
査定結果
パールなど表面が劣化していたりで、どれも値段が付けれない状態との事でした。
そう、結果は価値なしでした。
ところが、
「せっかくお持ちくださったし、量でまとめて500円で良ければ」
と全て買取してくれました。
もちろん我々は1円でも3円でも、引き取ってくれるだけでありがたい訳です。
即買取を了承しました。
逆に500円も値を付けてもらって申し訳なく思い、恐縮していると、
「もっとすごい量を持ち込まれるお客さんもいらっしゃいますし、ブローチ1つとか持ち込まれてもお値段つけれないですけど、これだけの量でと買取させて頂いてますので、恐縮されなくて良いですよ」
と言ってくれました。
お仕事とは言え、やさっしぃー言葉。
神?神様なのですかーー!
捨てるより故人もきっと喜ぶのでは?
『何度も捨てたい衝動にかられた、遺品のアクセサリーたち。
ポイッという形を逃れて、第二の人生にまんまと進んだな。
誰かに手にしてもらえるとイイね』
今は、晴れ晴れとしたこんな↑気持ちです。
うぅースッキリしたなぁ。
きっと値は付かないだろうと思っても、素人にはわかりません。
捨てるのは最終手段。
誰かの手に渡って、またアクセサリーとして活躍できたなら、故人もきっと喜びますよ。
何より鑑定してもらう事で、捨てた場合の「万が一高価なものが混ざってはいないか?」という不安はなくなりますから。
イミテーションばかりでは?と恥ずかしい思いは不要です。
お店の人は慣れっこですから平気です。
面倒くさい問題は、うーん💦そこは頑張って持ち込みましょうよ。数分の辛抱でしたし。
買取できるか分からないのに、と来店をためらっている人は、LINE(ライン)査定なんて便利なのもあります。
まず写真を撮って送ってみるのもお勧めです。
どこの家にも、1つや2つ要らない宝飾品がありそうです。
年末大掃除の前に、スッキリしちゃいませんか。
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